社会人のための新聞講座


新聞活用法など学ぶ 倉吉信金で社会人講座
2022年3月16日

社会人としての新聞の読み方や生かし方を学ぶ新入職員=15日、倉吉市昭和町1丁目の倉吉信用金庫
 新日本海新聞社読者センターによる「社会人のための新聞講座」が15日、倉吉市昭和町1丁目の倉吉信用金庫本部で開かれた。新入職員5人が受講し、コミュニケーション能力を身に付けるワークショップや座学で新聞の読み方や仕事での役立て方などを学んだ。

 新聞に親しんでもらう本紙NIB(ビジネスに新聞を)活動の一環。鳥取県内各地で行われる4月入社の新入社員ら対象の講座の1回目。中部本社読者センターの尾上明記者が講師を務めた。

 コミュニケーション能力を高めるワークショップでは、架空のボールを言葉に見立ててやりとりするゲームなどを体験。続く座学で「ネットは関心のある情報に偏重しがちだが、新聞には一覧性や多様性がある」と話し、記事の見出しやリード(前文)の役割、仕事に役立つ新聞の活用法などを説明。「金融機関なので経済面や地元企業の人事異動なども必ずチェックして」と呼び掛けた。

 加茂田勇希さん(20)は「今まではインターネットで記事を見ていたが、これからは新聞を読んでみたい」と話した。

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