社会人のための新聞講座


効率的な読み方学ぶ 日本海情報ビジネス専門学校
2023年4月19日

ワークショップに取り組む生徒ら
 「社会人のための新聞講座」が14日、米子市道笑町2丁目の日本海情報ビジネス専門学校(中永広樹校長)で開かれた。生徒66人が受講し、メディアとの付き合い方や効率的な新聞の読み方を学んだ。

 取り組みはNIB(ビジネスに新聞を)の一環で、新聞を知る機会をつくり、情報を活用する力を身に付けてもらうことが狙い。新日本海新聞社の社員が講師を務めた。

 講師はインターネットと紙面を比較し、各メディアの特長を解説。速報性の高いインターネットと一覧性に秀でた新聞の違いを伝え「複数のメディアを組み合わせ、多面的な視点を得てほしい」と呼びかけた。

 また、新聞を効率的に読む方法も説明。生徒は見出しから記事内容を把握する「見出し読み」を実践し、関心を持った記事を紹介するワークショップに取り組んだ。

 城内優斗さん(18)は「見出しから内容がイメージできた」と北朝鮮の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を報じる記事を紹介。ワークショップを通じて「社会や地域のさまざまなニュースが一度にわかる新聞の良さを体験できた」と話した。

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