社会人のための新聞講座 |
新聞を効率よく読む方法を学ぶ 県商工会職員協
2024年6月12日
広報の工夫や伝わりやすい表現などについて学ぶ参加者
県商工会職員協議会の研修として行われ、職員ら81人が参加。初めに西部本社読者センターの松田光博記者が各メディアの特徴などを解説し、「ネットは速報性に優れるが、新聞にはさまざまな情報があり、視野が広がる。忙しい時は見出しだけでもいいので読んでほしい」などと新聞の活用を呼びかけた。
続いて同本社の北尾雄一編集局長が、伝わりやすい表現などについて解説。各商工会が発行する広報紙を例に、「5W1H」を明確にする▽表情の分かる写真を採用する▽どんな記事か一目で分かる見出しを付ける▽一文は短くする−など記事を書く上でのポイントを解説した。
参加した東部商工会産業支援センターの中居真里子さんは「新聞記事を効率よく素早く読む方法を作り手側から聞けた貴重な機会だった。いただいた記事作りなどのヒントを今後は仕事でアウトプットしながら生かしたいと思う」と話した。