新聞で身につく4つの力 まずは新聞を活用してみませんか?
学校指導要領では、めまぐるしく変化する社会を生き抜く
子どもたちに必要なこれらの力を育むことを求めています。 まずは新聞を気軽に活用してみませんか?小学校
新聞に触れる
小学校低学年なら、写真や見出しから「すごい」「きれい」「大すき」を見つけることから始めましょう。「新聞って難しそう」と思っていた子供も、進んでページをめくるようになります。
感想を書く
中学年の児童には、興味を持った写真や記事の感想、意見を書かせてみましょう。新聞の幅広い情報が子供の興味・関心を引き出します。
じっくり読んで意見を発表
高学年は、新聞を丸ごと読むことに挑戦です。日常的に読む習慣ができれば、意見の共有・発表で盛り上がります。 中学校・高校
複数紙の読み比べ
様々な学習場面で記事を提示しながら、社会問題に目が向くよう導きましょう。重要なのは、複数の記事を比べることです。新聞や書き手によって視点は異なります。多様な考え方に触れ、自分なりの意見を持つ経験が大切です。
投書する
社会に目が向き、自分なりの意見形成ができるようになったら、課題解決の具体策を提案させましょう。投書はモチベーションアップにつながります。
賛否が分かれる事柄を議論
社会の諸課題について議論する力が備わってきたら、対立する意見や争点を取り上げ、議論させます。他者の考えを知り、課題への理解を深めることができればよいですね。
実際の選挙報道から学ぶ
18歳になれば、選挙権を持ちます。国政・地方選挙の前には、新聞から候補者や政党公約などの情報を入手・吟味して投票に備えましょう。若者の投票率が低いことによる社会への影響を考えさせ、模擬選挙を行うことも有効です。自分の生活や未来が政治や社会の動きとつながっていると実感できれば、社会参画への意識が芽生えるはずです。
※(一社)日本新聞協会「学ぶ力 生き抜く力を新聞で」「どうしてますか?主権者教育〜学習指導要領に沿った学びの提案〜」から抜粋
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