|
受賞作品 感想文部門
|
ぼくもキラキラかがやきたい
中村 光
八頭町立大江小学校2年
「にじになったさかな」 汐文社 |
|
|
月の明かりにてらされて、魚たちがかがやきながらにじになったのがすごいです。ピューンピューンとすごいはやさです。まるでレーシングカーみたいにアクさんのいけすからゼンさんのいけすに、つぎつぎとんでいくみたいです。この前、お母さんと買いものをした帰りに、きれいなにじを見たことを思い出しました。見えなくなるまで、ずっと目をはなしませんでした。あんなにじの中を魚たちがとんでいるのかと思うと、ぼくもいっしょにとんでみたくなりました。
読んでいると、ゼンさんアクさん、ゼンさんアクさんとなん回も出てきます。前に、先生が黒ばんに、まだならってないかん字を書かれて、そのよこに読みがなをうちながら、「みんなは、ぜんあくのはんだんをつけるためにべん強しとるんだで、ぜんはいいこと、あくはよくないこと、いいことはどんどんすればいいし、よくないことはゆう気をもってすぐやめる。」という話をされたことを思い出しました。ゼンさんとアクさんは、そのぜんとあくのことなのかなあと。
ゼンさんは、やさしくて心もほっかほかです。アクさんは、魚をもって帰って食べてしまいました。ぼくもそこにいたから、アクさんといっしょに食べてしまっていたかもしれません。ゼンさんみたいにやさしいことばをかけてにがしてやれるか心ぱいです。でも、がまんしていいことかわるいことか考えていきたいです。
魚たちが、アクさんのいけすからゼンさんのいけすにとんで行ったのは、ゼンさんがやさしいからです。ぼくも、いじわるをするような人とあそびたくないです。心がやさしくてやくそくをまもる人の方がすきです。だから、ゼンさんの方にむかっている魚たちがキラキラかがやいてきれいになったんだと思います。ぼくも「光」という名前のようにキラキラかがやける人になりたいです。
|
<< 受賞者のみなさん一覧へ
|