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受賞作品 感想文部門
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家ぞく大すき
竹島 圭一
湯梨浜町立羽合小学校2年
「ゴリラのりらちゃん」ポプラ社 |
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りらちゃんのお父さんは、すごくやさしいんだね。りらちゃんのお父さんは、むねをたたいたらぼっこんぼっこんぼこぼこんとなってすごいね。さすがゴリラ。
ぼくのお父さんは、そんなことをしたってぼっこんぼっこんぼこぼこんとはならないんだよ。それに、りらちゃんのお父さんは、しりもちをついただけで、かえるのお池をつくれちゃったんだからすごいね。ぼくのお父さんも、ときどきおんぶやだっこやかた車をしてくれるんだよ。でもゴリラみたいに木には、のぼれないんだ。でも、水の中にもぐれるんだよ。この前、ジャカルタに行って、お父さんに手をつないでもらって、海の中をもぐってみたんだ。ぼくは、ちょっとこわかったけど、お父さんの手をぎゅっとにぎっていたから、だいじょうぶだったよ。ぼくは、そんなお父さんが大すきなんだ。
でも今は、しごとでジャカルタにいるからあんまり会えないんだ。だからぼくは、弟とお母さんとくらしているんだ。すごくさみしいから電話していろいろなことを話すんだよ。りらちゃんみたいにぼくもお父さんといっしょにくらしたいな。
もうすぐりらちゃんは、お姉さんになるんだね。だってお母さんのおなかの中から赤ちゃんが生まれるからね。りらちゃんもお母さんのおなかの中から生まれたんだ。ぼくもお母さんのおなかの中から生まれたよ。いっしょだね。りらちゃん、ぼくには弟がいるんだよ。弟は、ごはんをあまり食べないけど、おかしは食べるんだ。おかしばかり食べるから、ぼくみたいにせが高くならないんじゃないかと心ぱいしているんだ。弟が生まれたときは、名前をきめるのがたいへんだったんだよ。名前は、ぼくもいっしょに考えたんだ。三人で弘人が一番いいなときめたんだ。りらちゃんも、赤ちゃんの名前を考えてあげてね。
ぼくも、りらちゃんとおなじぐらい家ぞくが大すきなんだよ。せかい中のどんな家ぞくよりもなかのいい家ぞくになりたいな。
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