|
受賞作品 感想文部門
|
うさぎのハンスとグレートヒェンへ
本田 祥太郎
倉吉市立社小学校1年
「うさぎ小学校」徳間書店
|
|
|
ねえ、うさぎ小学校ってどこにあるの。どこにあるのかがわかったら、ぼくもいってみたいな。だって二人はうきうきわくわくしながら、うさぎ小学校へいっているよね。小学校のやねやたてものはなくても、森の中のみどりの草ちで、なつのかぜがきもちよさそうだね。ながいお耳の校ちょうせん生がたべられるしょくぶつやきつねのこと、イースターのたまごづくり、ぼくがしらないことをおしえてくれて、うさぎの生とみんながとてもたのしそうなかおをしているんだもの。ぼくは人げんだけど、きつねみたいにこわくないよ。なかまに入れてもらえるかな。
もしも、ぼくがうさぎ小学校へ入ったら、ハンスたちにおしえてもらいたいことがあるんだ。それは、たべられるしょくぶつのそだてかただ。ぼくは、なつ休みにあさがおをそだてたけど、たべられるしょくぶつはそだてたことがないからね。さいしょはうさぎの大すきなキャベツをそだてて、おしえてもらったおれいに、ハンスたちみんなへプレゼントするよ。それからうさぎ小学校のみんなに、ぼくの大すきなさんすうをおしえてあげたいな。さんすうをおしえてあげたら、おやつのじかんにキャベツのとりあいやケンカをしなくても、ちゃんとみんなできまりよくわけることができるとおもうよ。
ぼくは、社という名まえの小学校にかよっていて、学校がすごくたのしいんだ。なぜかというと、いっぱいともだちがいて、みんなといっしょにべんきょうしたり、あそんだりできるからだよ。おひるには、きゅうしょくのじかんもあるよ。きゅしょくはまい日ちがうメニューで、とてもおいしいんだ。ときどき、せん生のかみなりがおちるところは、ハンスたちとおなじだけどね。
ハンスとグレートヒェン、きみたちもともだちといっしょにぼくの小学校にあそびにおいでよ。きっとうさぎ小学校にはない、たのしいものがいっぱい見つかるから。
|
<< 受賞者のみなさん一覧へ
|