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受賞作品 感想文部門
おばあちゃんとわたし
亀尾 茉央
南部町立西伯小学校2年 「おいしいみず」農山漁村文化協会 |
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みずがめさんは、うちのおばあちゃんみたいだなと思いました。わたしのおばあちゃんは、とてもりょう理が上手です。お母さんがしごとから帰るのがおそいので、毎日おばあちゃんがごはんを作ってくれます。わたしは、おばあちゃんの作るごはんから、毎日元気をもらっています。
どうぶつたちがむちゅうになった「きれいないろのあまいみず」は、レストランで食べるごはんだなと思いました。レストランのりょう理は、ごうかでおいしいです。わたしもレストランで食べると分かった時は、大よろこびしてしまいます。でも、レストランのメニューはきまっていて、いつも同じ味です。毎日食べていると、どうぶつたちと同じようにわたしもあきてくると思います。やっぱりおばあちゃんの作る料理が一番です。
どうぶつたちにわすれられてしまったみずがめさんは、どんなにかなしかっただろうと思いました。みずがめさんの水がかれてしまったのは、かなしくてきっとなみだになって、ぜんぶながれてしまったからです。
わたしは、おばあちゃんが作ってくれたごはんをのこすことがあります。わたしのことを思って言ってくれたことをきかないこともあります。おばあちゃんは、わたしのどんなおねがいもいやな顔一つしないできいてくれます。それなのに、そんなやさしいおばあちゃんが、もし、みずがめさんのようにわれてしまったら、そんなのぜったいいやです。
みずがめさんの水がわき出すように、おばあちゃんにもいつもわらっていてほしいです。だから、わたしは、「ありがとう」の気もちをいつもわすれずに、おばあちゃんにつたえようと思います。おばあちゃんの元気が出るように、わたしのがんばっているすがたを見せようと思います。そして、今、自分にできることをせいいっぱいやって、今度は、わたしがおばあちゃんの「みずがめさん」になりたいです。
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