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受賞作品 感想文部門


  入選
「うさぎのおくりもの」を読んで

上野 真奈
鳥取市立久松小学校2年


「うさぎのおくりもの」(汐文社)


 わたしがこの本を読もうと思ったきっかけは、うさぎのおくりものってどんなおくりものなんだろうと思ったからです。おくりものは楽しいことなのにひょうしのうさぎのひょうじょうは、さみしそうにだれかをさがしているように見えました。どうしてかなしそうにしているのか気になりました。

 サスケというおじいさんは、カラスにおそわれているうさぎを見つけました。おじいさんはうさぎをたすけて家へつれてかえりました。うさぎをたすけたおじいさんはとてもやさしい人だと思いました。とてもこわいめにあったうさぎはおじいさんとおばあさんの間でねむっている時、あんしんしてあったかい気持ちでぐっすりとねむることができてよかったと思いました。わたしのこころもあったかくなりました。

 わたしには、やさしいおじいちゃんとおばあちゃんがいます。わたしがとまりに行った時にはわたしが大すきなりょうりを作ってくれていたり、ふとんの中をあたたかくしてくれています。そのやさしい思いやりで、わたしはいつもこころがあったかくなります。そのおかえしに朝ごはんのたまごやきを作ってあげます。

 「おいしい」と言われるとわたしもうれしくなります。やさしい気もちのおかえしです。おじいさんやおばあさんにやさしくされたうさぎも、ありがとうというかんしゃの気もちをこめてわらぶとんやわらぐつをあんだりおいしいごはんを作ってあげたりしました。お話のうさぎもわたしと同じように、やさしさのおかえしをしたのだと思います。

 もしかしたらおじいさんに会う前、うさぎはまい子になっていてお母さんをさがしていたのかな。お母さんと会えなくてこころ細くてなきたい気もちだったのかな。

 たびに出たうさぎさん、お母さんに会えたらいいね。きっとみんないのっているよ。


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主   催 鳥取県学校図書館協議会、新日本海新聞社
特別協賛 鳥取支社
協   賛 鳥取県教科図書販売株式会社、鳥取県書店商業組合、鳥取県教育文化振興会、あすなろ書房、金の星社、くもん出版、汐文社、農山漁村文化協会、ポプラ社、光村教育図書

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