|
受賞作品 感想文部門
「なんにもせんにんを見つけたい」
牛尾 恵彗さん
鳥取市立神戸小学校2年
『なんにもせんにん』(鈴木出版)
|
|
|
ぼくは、わかものがあそんで帰ってきてみると、家からなんにもせんにんがとび出しているのが、とてもおもしろかったです。わかものがあそべば、なんにもせんにんの体は大きくなるし、はたらくと小さくなることが分かりました。ぼくがわかものだったら、ちいさいままのせんにんといっしょにあそびたいです。
このなんにもせんにんは、きっと三センチくらいだとおもいます。ぼくがわかものだったら、せんにんはとても小さいと思います。一センチくらいだと思います。わけは、ぼくは毎日学校に行っているからです。ぼくは学校のかん字テストでいつも百点をとっているし、九九マスターにもなれました。朝のスピーチでは、よく考えて話しています。友だちのゆいかさんには、
「いつも元気でいいね。」
と言われているから、自しんがあります。
でも、ときどきぼおっとしてしまうので、そのときは五センチくらにせい長するだろうと思います。二センチのせんにんがぼくにとってはちょうどいいので、ぼくは、学校でまたがんばります。
わかものは、いねかりを手つだってから、はたらくよさを知って、まるでべつ人のようになりました。せんにんが大きくなったり小さくなったりするおかげで、わかものがはたらきものになったのが、おもしろかったです。
ぼくは、この本を読んで、ぼくの近くにもなんにもせんにんがいるような気がしてきました。ぼくがぼおっとしているときには、せんにんがどんどん大きくなって、ぼくの家からとび出しているのではないかと思うと、はっとします。はんたいに、一歩前にチャレンジしているときは、二センチのせんにんが、よろこんでいる気がします。
ぼくは、これからもいろいろなことをがんばって、二センチのなんにもせんにんをいつか見つけてみたいです。
|
<< 受賞者のみなさん一覧へ
|