
1年目 西部本社販売課
新聞を各家庭に届けて頂いている新聞販売店を複数店担当。1カ月ごとの部数動向を把握し、読者の維持・新規開拓についてお店と一緒になって考えました。店主が亡くなられ、新店主探しや読者情報の旧店から新店への移行、配達なども経験し、店舗経営の難しさを身にしみて感じました。
3年目 大阪本社販売課
実働部隊として配達を経験。次の配り先まで車で10分以上かかることもあり驚いた一方、鳥取における新聞の盤石な布陣を再認識しました。その後、同業他社への業務委託が決まって販売店と契約を交わし、経営モデルの違いなどを学びました。輪転機稼働の初日を深夜に課員らで見に行ったことは忘れられません。
6年目 鳥取本社報道部運動班
スポーツ現場に出向き、大会や試合を取材。県内出身のプロや五輪選手を取材することもありました。最初の取材は甲子園球場での第100回全国高校野球選手権大会という大舞台でした。知識ゼロからのスタートでしたが、ルールや戦術が分かると面白くなりました 。写真は多いと1試合で数百枚撮影しました 。
10年目 鳥取本社報道部社会班
2023年の台風7号で被害があった地区へ取材に行きました。家の前の土砂撤去に取り組む人の作業を止めることに罪悪感がありましたが、気さくに応じてもらい、今でも折を見て伺うと快く迎えてもらえます。新聞やテレビの立場が揺らぐ中、足を運び作った人間関係や記事の価値は揺らがないと信じ、職務に当たっています。
