現在の仕事内容
 国会議事堂の隣にある国会記者会館を拠点に、石破茂首相ら鳥取県選出の議員たちの論戦や会見を追いかけ、その一言一句を見逃さず記事にしています。政治の表裏を取材し、読者に「今」を伝えるのが使命です。東京支社では、首都圏で活躍する鳥取ゆかりの経済人、スポーツ選手、芸術家にも焦点を当て、彼らの夢と挑戦も記事にします。鳥取と東京をつなぐ架け橋として、地域の「今」と「未来」を切り取り、読者に感動を届けようと奮闘しています。 

新日本海新聞社を就職先に選んだ理由
 子どもの頃から新聞が好きで、人々の喜怒哀楽を記録する記事の力に感銘を受けていました。特に地方紙は、全国紙よりも地元の鼓動を肌で感じ、息づかいまで伝えられる強みがあります。鳥取県は全国ニュースでは小さく扱われがちですが、だからこそ地元紙の存在意義が光ると感じました。弊社は「よりよい新聞を低価格で」という理念を掲げ、全国でも有数の低料金で地域に根差した情報を届けています。「郷土のオピニオンリーダー」という理念にも共感し、地域の絆を紡ぐ役割を果たすこの会社で働きたいと思いました。

キャリアステップについて(当時に携わっていた仕事の内容や思い出)

1年目 本社広告課
 新聞広告の営業をスタートし、2年目にフリーペーパーの編集長に抜擢されました。売り上げ管理から特集記事の企画・取材・編集・校正までを一手に担当。自ら企画した特集で自ら写真を撮り、記事も書きました。新聞社の社員に求められる総合力を磨き、地域の声を形にする喜びを体感する日々。毎日が挑戦であり、成長の連続でした。


5年目 本社報道課
 報道課に異動後、県警の捜査現場や若桜町、八頭町の地域ニュースを担当。事件や災害、地域の祭りや小さな話題まで、現場に足を運び、人々の声を記事に紡ぎました。6年目からは鳥取市を担当し、コロナ禍では感染拡大の最前線を取材。医療現場の緊張感や市民の不安、行政の対応をリアルタイムで伝えました。記者としての責任とやりがいを強く感じた日々です。

8年目 東京支社報道課
 東京に異動し、政治の中枢である国会を主なフィールドに取材することに。2024年9月の自民党総裁選では石破茂氏の勝利を現場で取材。鳥取県出身で初の首相になるという歴史的瞬間に立ち会いました。選挙戦前から石破氏の一挙手一投足を追いかけ、選対本部の熱気や関係者の思い、石破氏の決意を直接感じ取り、逐一記事で発信しました。

これまでに成長したと実感するところ
 一人一人の声に耳を傾け、小さな事実も見逃さないぞという姿勢

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