読書絵てがみ・感想文コンクール
 

受賞作品 感想文部門


  優秀賞 新日本海新聞社社長賞
米子市立箕蚊屋小学校1年
松井 千佳

あたらしいともだち
(「アライグマのあらいくん」=金の星社)


 入学しきの日、わたしのとなりのせきは、しらない人でした。わたしからはなしをしたら、すぐになかよしになりました。それは、中村あやかちゃんで、いまでもお手だまや六むしやドッジボールをしてあそびます。ほかにもいろんなともだちができました。ともだちがたくさんいるから、学校にいくのがたのしいです。

 このおはなしをよんで、なかなかともだちができないあらいくんが、しんぱいになりました。わたしがともだちになってあげたかったです。わたしは、てん校したことはないけど、あらいくんみたいに一しゅうかんもともだちができなかったら、おとうさんとおかあさんに「山たに小学校にかえろ」っていうとおもいます。

 となりのせきのくまがいくんは、あらいくんのことがきらいなんじゃなくて、はずかしくてともだちになれなかったんだとおもいます。けがをしたあらいくんに、きょうかしょとりんごをとどけてあげて、本とうはやさしい人です。きょうかしょの上のりんごは、「あらいくん、ともだちになろう。けががなおったら、いっしょにあそぼう」っていうことばのかわりでしょう。だから、あまくてとってもおいしいりんごにきまっています。

 あしたになったら、二人はきっといっしょにあそんでいるでしょう。どろまみれのハンカチをひろって「おまえ、かわいそうだな」っていったやさしいあらいくんと、りんごをくれたやさしいくまがいくんは、これからどんどんなかよしになるとおもいます。クラスのみんなともきっとたのしくあそべます。

 あらいくん、くまがいくんとともだちになれてよかったね。もし、わたしのクラスにてん校生がきたら、わたしからはなしかけてげんきよくあそびたいです。


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