入学しきの日、わたしのとなりのせきは、しらない人でした。わたしからはなしをしたら、すぐになかよしになりました。それは、中村あやかちゃんで、いまでもお手だまや六むしやドッジボールをしてあそびます。ほかにもいろんなともだちができました。ともだちがたくさんいるから、学校にいくのがたのしいです。
このおはなしをよんで、なかなかともだちができないあらいくんが、しんぱいになりました。わたしがともだちになってあげたかったです。わたしは、てん校したことはないけど、あらいくんみたいに一しゅうかんもともだちができなかったら、おとうさんとおかあさんに「山たに小学校にかえろ」っていうとおもいます。
となりのせきのくまがいくんは、あらいくんのことがきらいなんじゃなくて、はずかしくてともだちになれなかったんだとおもいます。けがをしたあらいくんに、きょうかしょとりんごをとどけてあげて、本とうはやさしい人です。きょうかしょの上のりんごは、「あらいくん、ともだちになろう。けががなおったら、いっしょにあそぼう」っていうことばのかわりでしょう。だから、あまくてとってもおいしいりんごにきまっています。
あしたになったら、二人はきっといっしょにあそんでいるでしょう。どろまみれのハンカチをひろって「おまえ、かわいそうだな」っていったやさしいあらいくんと、りんごをくれたやさしいくまがいくんは、これからどんどんなかよしになるとおもいます。クラスのみんなともきっとたのしくあそべます。
あらいくん、くまがいくんとともだちになれてよかったね。もし、わたしのクラスにてん校生がきたら、わたしからはなしかけてげんきよくあそびたいです。 |