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受賞作品 感想文部門
「大せつなさとやまさん」
河ア 聖良さん
鳥取大学附属小学校1年
『さとやまさん』(アリス館)
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おばあちゃんのすんでいるところみたいだな、とぼくはこの本をよんでおもいました。
いつも、おばあちゃんのいえにいくと、むしをさがしたり、はたけの土をほったり、山につづくみちをさんぽをします。たいようも、いつもよりまぶしくかんじます。はっぱのみどりもお花のいろもとてもきれいで、しんこきゅうすると、げん気になる気がします。
この本をよんで、たくさんのきれいなしゃしんをみて、おばあちゃんのいえのまわりのけしきがとくべつなけしきだとおもうようになりました。だから、ぼくも、さとやまさん、とよびたくなりました。
おばあちゃんのいえを、もうすこしおくにいくと、やまがあります。ふだんは、あまり人がはいらないやまです。だから、みちもくずれているところや、くさや木がはえていたりします。人は、すんでいないけれど、クマがすんでいるそうです。
こういうばしょは、さとやまとは、ちょっとちがうところかなとおもいます。
さとやまさんは、おばあちゃんのすんでいるばしょのまわりのようなばしょだとおもいます。
町でもなく、やまでもなく、とくべつなばしょ。もしかしたら、生きものたちが、すみごこちがいいばしょなのかもしれません。だから、くさも木もむしも、いつもよりとてもきれいできらきらみえるのだとおもいます。
いろんなかたちでいろんないのち、ということばがありました。
いろんないのちが、きらきらみえるばしょ、それがぼくのかんがえる、さとやまさん。
この本をよみおわって、生きものひとつひとつが、とても大せつだとおもうようになりました。いますぐ、さとやまさんで、むしもどうぶつも、くさも木も、みんなに、大せつだよってつたえたい気もちになりました。これからは、いままでよりもっと、さんやさんを大せつにしたいです。
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