理事長
大野奈穂子氏
持続可能社会へ導く
−理事長就任から半年以上がたちました。 昨年11月に就任しましたが、柳谷由里前理事長のそばで理事長交代に向けた準備を始めたのは昨年5月。皆さまとの交流を通して、地域のことを勉強させていただいています。−「人生を豊かにする学校」のフレーズがとても印象的です。 豊かな人生の可能性を広げようと一歩を踏み出す皆さまの力になりたいという思いを込めています。メインの米子自動車学校は70年近く地元の高校生と大学生の皆さんを受け入れ、県西部唯一の全車種教習実施校として、カーライフのスタートに携わってきました。
産業免許スクールは、フォークリフト運転技能をはじめ産業に欠かせない資格・免許の取得をお手伝いし、高所作業車運転や玉掛け、ガス溶接など業務に必要な技能が山陰にいながら取得できると、喜んでいただいています。
ドローン安全大学校は、国内のドローンの黎明(れいめい)期から普及に努めてきた当学園として特に注力する取り組みです。昨年12月に国家資格となったドローン免許の登録講習機関に認定され、国家資格取得を支援します。
−今年4月には広域通信制高校「中央国際高等学校」の提携サポート校、よなご中央高等学院が開校しました。 高校への通学を続けるか悩んでいる方や自分のペースで勉強をしたい方が、無理なく高校卒業に必要な単位を取得していただけるようサポートしています。プログラミングのカリキュラムも充実させ、昨年10月のプレオープン以来、たくさんの問い合わせを頂きました。
−率先してSDGsに取り組むなど、地域を大切にされています。
一丸となって地域の未来のために力を尽くそうと、このたび新たに「地域を持続可能な社会へと導く」というパーパス(存在意義)を掲げました。地域の方々との交流を大切に、皆さまとの関わりを通じて社会的使命を果たせる組織づくりに注力します。
SDGs活動の継続はもちろん、皆さまにとっての「サードプレイス」、他地域の方にも利用していただける「ワークプレイス」を目指し、内外の方々が自然と集まり、交流が生まれるような仕組みを作りたいと思っています。