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代表取締役社長

平儀野健一氏

長く住みやすい家を

 −住宅のトータルプロデュースが注目されています。

 土地開発から住宅設計、庭の工事までこだわりを持っています。私自身が「家」が好きで、いろんな建築物を見ては「自分なら、こんな感じで造ってお客さまに勧めたいな」と考え続けています。社外の設計士、コーディネーターと協議や検討を重ね、家のデザインや内装のディテール、性能を決めています。家は高価な買い物で、お客さまとの付き合いも長くなるので、相当自信がある「家」でなければ、お勧めすることはできません。土地開発では街並みの設計から着手し、住宅間の視線や音などのプライバシー面、日照条件などに配慮。家だけでなく街全体のデザイン性が高くなるように造り上げています。

 −鳥取支店が4月下旬にオープンしました。

 松江、出雲、米子に続く支店で「山陰の気候風土に合った住宅を鳥取市にも」との思いで進出しました。各支店と同様にモデルハウスにはギャラリーを併設し、ドアや照明、壁材などの現物を見てもらうことで、お客さまのイメージと違いが出ない環境をつくり上げています。オープンして間もないですが、住宅の性能を気に入る来場者が多く、手応えを感じています。

 −保育園事業でSDGsを実践しています。

 松江で保育園(77人)、学童クラブ(119人)などの事業を展開しています。住宅を建てようと考える20〜30代は子育ての真っ最中。お客さま世代を少しでも支援しようと取り組んでいます。4年目になりますが、定員に達するほどの利用があり好評です。当面は保育事業の拡大ではなく、施設のクオリティーを高めることに注力します。

 −住宅を通した地域住民との関わりは。

 これまでに建てさせていただいた2500組以上のお客さまのデータがあり、アフターのメンテナンスと定期点検は特に大事にしています。家の造りには自信を持っていますが、当社に非があればほぼ無償で修繕し、長く安心して暮らしてもらえるよう努めています。おかげさまで施工依頼の約3割が紹介です。信用と信頼がないと、会社は成り立ちません。これからもデザインが良く高性能、かつ値頃感の高い商品を日頃から追求し、長く住みやすい住宅を地域に提供します。
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