代表行政書士

倉敷　昭久氏

百年続く士業を志す

　−ＯＲＣＡ（オルカ）の使命は。

　相続専門の行政書士法人として、相続に関する手続きをさせていただいています。

　相続は親族間の問題で、こじれるとその後の関係性が崩れてしまうことがあります。そうならないために、相続対策をきちんとやっておいていただくことを周知していくのが、社会的使命の一つです。

　亡くなった方の銀行口座の解約や自動車・不動産の名義変更は相続人全員の同意がないとできない手続きで、相続はどなたにも関係する事柄といえます。このことをきちんとお伝えしていきます。

　−「質の高いサービスと細やかな気配り」を信条としています。

　法律を介在させてはいますが、私たちの仕事も依頼に応えて報酬を頂くサービス業です。皆さんの心に寄り添いながら満足していただけるサービスを提供していくことを何よりも最優先にしようと掲げています。

　−米子を本拠に１５カ所まで拠点を広げてきました。

　「本物の仕事」をしていこうと思っています。米子から都市部に進出し、全国からたくさんのご依頼を頂けるようになったのは、そうした姿勢を評価していただけたからではないかと考えています。

　全ての依頼に均一の高いレベルで応えるために、米子に業務本部を置き全国で受けた依頼の書類収集・作成の業務に当たっています。併せて、米子で１００人以上の雇用を創出することでこの地域に少しでもお役に立てていると思っています。

　−いろいろなことに挑戦されていますね。

　クリスマスシーズンには、ひとり親家庭の皆さまに当法人の有志が直接ケーキをお届けしています。

　また、士業グループではありますが、将来の環境の変化も見据え、いろいろな事業の可能性を探っています。全職員が一つずつ新規事業を企画する「０↓１（ゼロワン）プロジェクト」もその一環です。このプロジェクトから出発したペットのおやつを製造・販売する「わんことにゃんこのおいち」では、鳥取県産食材を使った安心できる無添加のおやつが好評です。

　さまざまな取り組みで事業基盤をさらに強固にし、「百年士業の志」を大切に、１００年以上続く士業事務所を目指します。