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代表取締役社長

梅澤 章氏

地域に愛される企業

 −来年3月で設立10年を迎えます。

 JCBグループのBCP拠点という当初の設立目的は十分達成されています。また、グループの各種業務をエクセに移管したことで、結果的に業務ノウハウ、知見がエクセに蓄積。グループ全体の生産性を高める効率的な業務基盤拠点として存在感も増してきました。中期計画(2021〜24年度)では、業務運営の主導権をJCBからエクセへ移譲することを計画していますが、そのためにはマネジメントを担う人材層(総合職)をもう少し増やさないといけません。人材育成や採用を強化しています。

 −よりよい職場環境づくり、社員のモチベーション向上に向けて。

 管理職による「エクセあかる倶楽部」が山歩きなど全社員対象のイベントを企画しています。まずはコロナ禍で中断した社内コミュニケーションを活性化したいです。

 社員の自主性を高めるため、2年前からコーチング施策「未来スイッチPJ(プロジェクト)」を実施。参加者の意識の変化も見受けられ、手応えを感じています。今年6月には同業他社の皆さんを招き、バックオフィス企業の未来像を考えるワークショップを開催しました。世の中の変化に合わせてわれわれはどうしていくべきかを考える契機、また、今までこうした経験の少ないエクセの社員にとっては貴重な体験となりました。

 −エクセが地域に果たす役割をどう考えていますか。

 ご縁をいただいたこの地域に対し、雇用面での貢献のみならず、鳥取しゃんしゃん祭への協賛・参加、砂丘海岸清掃の実施、地元の社会科見学の受け入れなどの活動も行ってきました。エクセのコーポレートビジョンでもある「地域から強く必要とされ、愛される」を実現できるよう、社員全員と一歩一歩、歩んでいく所存です。

 −今後の展望、抱負は。

 デジタル化への対応、デジタルトランスフォーメーション(DX)は重要な視点です。例えばシステムをメンテナンスする力、デジタル化された業務フォローを改善する力などを付けるため、エクセの総合職を2年間の期限付きでJCBに出向させるなどしています。極めて速い世の中の流れに遅れないよう、何事もスピード感を持って取り組んでいきたいです。
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