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代表取締役

林 直樹氏

最良情報で安心提供

 −鳥取県内唯一の金融商品仲介業者として活躍。

 政府が「資産所得倍増プラン」を打ち出したのに伴い、2024年からの少額投資非課税制度(NISA)の拡充で“1億総株主”として「投資をしていきましょう」という動きが活発化しています。投資に抵抗感を抱く人もいますが「老後2千万円問題」もあって備えが重要視されてきている。若い世代も投資に興味を持ち始めています。私たちの仕事は“生の情報”を提供し、お客さまに対する“血の通ったアドバイス”です。

 −具体的な役割は。

 資産運用と保険業では「ふやすお金、まもるお金」を確立し、世の中のニーズに応え、顧客の困り事を解決するのが使命です。「売る」のではなく「教える」ということ。情報提供です。例えば保険の仕事は、最先端の治療の情報なども日々勉強しているので、それも紹介しています。投資では、株価が上がっている時は皆さん怖くないと思います。本来は10年後の資産形成で投資しているのに、下落すると目線は10分後になって売りたくなってしまいます。人は「もうかる喜び」よりも「損する苦痛」のほうが大きく、自分たちの役割はお客さまの「目線」を遠くに戻す作業。そういう時にいかにお客さまに寄り添えるかです。

 −「セブンデイズカフェ」など関連事業も順調。

 飲食だけでなく「空間」を提供しています。セミナーや勉強会、起業につながる場、人々のコミュニケーションと情報交換の場になっています。“人が好き”なので、語り合えて学べる場所づくりに関心があります。そういう場には必ず「食」があります。食にもエンタメ性が必要。「肉づくしコース」などもその発想で誕生し、絵の得意な店長が魅せる食の「テーブルアート」はSNSでも話題です。金融とは別会社だが、地域の皆さんに喜んでもらえる要素の一つ。“金融と食”を本気でやっています。

 −地域との関わり、展望は。

 金融分野では雇用の拡大。合併も予定しています。そして“親が子どもを就職させたい会社”として成長、定着していきたい。そうなれば若者の定住化にもつながります。都市部でなくても令和の時代は地方でも最先端の仕事はできます。良い情報を地方につなぎ、人と人とのコミュニティーの輪を広げていきたい。
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