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鳥取支社長

木村 浩也氏

地域密着の事業展開

 −事業や取り組みを教えてください。

 JTグループは130以上の国と地域でたばこ製品を製造販売しており、このほかにも医薬事業、加工食品事業を展開しています。地域貢献活動では「Rethink PROJECT(リシンク・プロジェクト)」として地域社会の課題解決に向けたさまざまな取り組みを行っています。

 −Rethink PROJECTとは。また、その代表的な活動は。

 JTがパートナーの皆さまとともに行う地域社会への貢献活動の総称です。「格差是正」「災害分野」「環境保全」の3分野を重点領域と位置付けています。このうち環境保全では、“「ひろう」という体験を通じて、「すてない」気持ちを育てたい。”という願いから生まれた、市民参加型の清掃活動「ひろえば街が好きになる運動」を2004年より全国各地で行ってきました。

 鳥取県では05年から開始し、これまでに計39回を実施。23年においては鳥取たばこ販売協同組合と鳥取駅前の清掃活動を行うとともに、8月には、米子がいな祭で市民の方々と一緒に活動を行いました。

 −地域とのつながりを重視されています。

 たばこを吸う人、吸わない人が心地よく過ごせる社会を目指し、“あなたが気づけばマナーは変わる”の考えのもと、米子飲食組合、皆生温泉旅館組合など、関係団体の皆さまとJTにてポスターを作成。関係各所への張り付けを行うことで、喫煙者のマナー向上を地域の皆さまと呼びかけています。また、今年7月には鳥取市で「V.LEAGUE DIVISION1 MEN」に所属する「JTサンダーズ広島」によるバレーボール教室を開催しました。地域スポーツ活性化へさらなる後押しになればと思います。

 −鳥取支社としての今後は。

 今後も地域の皆さまとともに事業を展開していきたいと考えています。ポイントは「持続」と「取り組み価値の向上」の二つです。そういった意味では、当社が地域の中で担う役割を再考し、すべてのステークホルダーの皆さまの「心の豊かさ」に思いをはせ、よりよい未来をつくるために精進していきたいと考えています。
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