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  小学生の部 優良賞作品紹介
藤田 若七さん(八東小6年)
6月3日付日本海新聞 「ハマス、直ちに交渉用意 ガザ停戦、合意見通せず」を読んで
 「えっほんと!?」私は記事を見た時かすかな希望と激しい驚きを感じた。私はガザにハマスが恒久停戦を提案していることを知った。「戦争が止まることはないだろう」と思っていたため、恒久停戦を提案していることを知り、驚きとともにかすかな希望を抱いた。「争点を解決し、恒久停戦とイスラエル軍の完全撤退につなげる」とハマスは強調したそうだ。争点を解決すれば根本から解決され、もう起きなくなるだろうから素晴らしいことだと思った。

 だが、記事の続きに、「双方の主張の溝は依然深く、停戦合意の早期実現は見通せない」と書いてあり、私はこれを見て残念に思った。戦争が少しの間でも止まるならそれはいいことだと思うからだ。

 戦争は多くの人が亡くなりその人たちを思う人が嘆き悲しんでいる。もし私が今戦争にまきこまれたら、きっと戦争を始めた人のことをすごく恨むし、すごく悲しくて人生を諦めてしまうと思う。ましてや家族を失ってしまえば生きる意味も力もなくしてしまう。私はCMで大切な家族を失った子供を見た。その子はすごく悲しみ、なんで家族が死ななくちゃいけなかったんだろう、と考えていた。

 戦争を始めた人はだれかしらないが、これだけはいいたい。命を軽く見過ぎだ。あなたたちが始めたせいでたくさんの人が巻き込まれ、大切な人と離れ離れになったり、二度と会えなくなっている。戦争にまきこまれる人の気持ちを考えてほしい。大切な人を返してほしい。そして戦争をやめてほしい。これはきっと戦争に巻き込まれた人みんなが思っていると思う。でも今すぐ戦争をやめましょう、なんてことはできない。だから終戦への第一歩として、恒久停戦を受け入れてほしい。一時的でも恒久的でもいいから早く停戦して、戦争に巻き込まれ、なくなった人を弔う時間や、少しでも家族と共にいる時間をたくさんの人に与えてほしい。




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