私は、子ども食堂は、だれでもご飯を十分に食べ、楽しいひとときを過ごせる地域にとって大切な場所だと思っている。しかし、「食材確保に苦心」「物価高の波」という見出しを見て、子ども食堂は多くの人に料理を提供するにも関わらず食材を手に入れる費用がさらに増す状況では、子ども食堂をどのように続けていくのか気になった。その後の記事では「いまだに大量のフードロスがある。その分が子どもたちに回るようになればおなかいっぱいにできるのに」と市内の子ども食堂代表者の思いが述べられていた。このことから私は、大量のフードロスがある一方で、食材を手に入れるのに子ども食堂は苦労している事実を知った。そこで私は、大量のフードロスがどうして発生するのか考えてみることにした。
調べてみると、2023年度のフードロスは全体で約464万トンあり、そのうち事業系から出るフードロスは約半分の231万トンにのぼることを知った。事業者で身近な存在はスーパーがある。スーパーでは、賞味期限が切れた食品は回収され、はいきされている場合が多く、まだ食品として使用できるものもあるのに有効に活用される機会が少ないようだった。さらに調べてみると、ある外国では、法律で期限切れの食品を寄付することを義務づけていることを知った。
私は、期限切れでも使用できる食品は活用されるべきだと考えている。そのためには、スーパーのようなお店と子ども食堂が連けいをとる仕組み作りが必要だと感じた。このような仕組みが社会で実現されれば、子ども食堂の運営は今よりもっと良くなると思うし、フードロスも減る良い社会になると思う。
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