私がこの記事を読む数日前、鳥取駅を利用しました。その時、駅北口の少し広い所に自転車がきれいに並べられているのを見つけました。この時私が見た自転車は、普段私が使っている自転車とは少し違うし、1台ではなく数台が並べられていました。何だろう。ととても気になっていましたが、その日は帰宅しました。帰ってから、気になったので、家の人に様子を話し、「あれは何だったんだろう?」と尋ねても、誰も分かりませんでした。数日、もやもやしていました。
8月2日の朝、いつも通りなにげなく新聞を読んでいました。すると、私のこの数日間のもやもやを一瞬で解決してくれたのです。この記事を見つけ、思わず「あっ!!」と叫んでしまいました。あの自転車の正体は、シェアサイクルの電動アシスト自転車だったのです。新聞を読んでいなかったら、私のもやもやは続いたままでした。正体が分かって気持ちはすっきりしました。以前、2023年8月に発足した「鳥取駅周辺リ・デザイン会議」というものがあり、駅周辺の再整備について議論されたとニュースできいたことがあります。この時、「鳥取駅が新しくなる!!」と明るい気持ちになったことを思い出しました。このシェアサイクルの電動アシスト自転車もこの再整備の一環なのだと思いました。このシェアできる電動アシスト自転車を駅前に置いて、誰でも料金を払えば利用できるのはとても良いアイデアだと思います。鳥取県は、車社会です。そんな中、自転車を利用して、県中を回ってこられるのは、とても環境にやさしい取り組みです。また、外国人観光客だけでなく、ちょっとあそこまで出かけたい人、車が運転できない人たちが利用できるのは、とても便利だと思います。一方で、課題も、少し考えてみました。例えば、雨や雪の日は、おそらく利用者は、ほとんどいないと思います。また、この取り組みを継続できるかは、「維持費」「管理費」がかかるので、多くの人が利用できるように、啓発などをしていく必要があります。他には、専用のアプリで決済までできるとのことですが、例えばお年寄りの方などのスマホの利用が難しい方は、利用しにくいです。利用方法についてもう少し幅を広げ、検証してほしいと思います。
私は、自転車に乗るのが好きで、暑い夏でもヘルメットをかぶり、自転車で出かけます。暑くても、風を感じ、心地よいです。また、運動不足の解消にもなります。この鳥取駅に設置されているのは、電動アシスト自転車です。この活動を実際に利用して、乗ってみたいと思います。
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| 筏津真子さん |
《コメント》
「私の疑問を解決してくれたこの記事なら、感想文が書けるはず」と思ってこの記事を選びました。シェアサイクルがより使いやすくなるように、利用者の視点に立った感想文を書くことを心がけました。時間があるときは新聞を読むようにしています。気になったニュースについて、家族と話すことも多いです。おじいちゃんが投稿した短歌が掲載されているのを見つけたときはうれしいです。
筏津さんは日頃から、まちの様子をよく見られておられると思います。課題点も考え、多角的に検証されて素晴らしいです。新聞記事をきっかけにさまざまなことに気づいてもらえたらうれしいです。