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  中学生の部 優良賞作品紹介
高田 琥生さん(江山学園8年)
8月13日付日本海新聞 「九州北部大雨2人死亡」を読んで
 ぼくは、九州北部大雨の時、九州の祖父母の家に遊びに行っていました。

 10日の夕方近くからどんどん雨が強く降り出してきて、雷も何度も何度も鳴っていました。ただ、祖父母の家がある所は、幸い大きな被害が出るほどではなかったので避難指示も出ませんでした。

 今回に限らず大雨の時、土砂にまきこまれたり川に流されて命を落とす人がいます。命を守るための避難の途中で土砂にまきこまれてしまうということは避難経路の見直しが必要だと思いました。ただパニックになっている時だと、少しでも早く避難所へ着くルート、少しでも早く脱出できるルートを僕は選んでしまうかもしれません。今回、遭遇した大雨の時は両親も休んでみんな一緒にいる時だったので安心できましたが、もし家に1人でいたとしたらとても恐怖を感じたかもわかりません。1人だったら、冷静な行動ができず外に飛び出してしまう可能性もゼロではないと思いました。命を守る行動が何なのか考えて行動できる自信がありません。

 普段、どこかの地域で災害がおきた時は改めて家族と避難する時のことについて話をすることはあります。ただ、それで災害に十分備えられているかと言うと、全然足りていないと改めて思いました。

 ただ、避難所の場所を確認する、食料品などを備蓄しておくだけでは十分に準備していると言えないので、いろいろとシミュレーションをしながら、その時に自分がとるべき行動を考えようと思います。今は、いつ、どこで、どんな規模の災害が起きるかわからないので、何もない時でも家族と話す機会を増やして、命を守れるようにしようと思います。

 今までの経験からだと、とにかく家から出ない、食料は多めに購入しておくくらいで十分対応が可能でした。なので、避難所へ行くシミュレーションが足りませんでした。

 ぼくは、犬と猫を飼っているので一緒に避難できるかどうかも考えないといけませんが、「避難所へは連れて行けないから我が家はここに残るしかないね」と、調べもせずに家に残る選択をしていました。ただ今回、調べてみたところペットと一緒に避難可能なペットホテルをみつけました。最初から無理だと決めつけて、ペットとの避難はあきらめていましたが、調べてよかったです。

 災害に備えるとはどういうことなのかを、思い直す良い機会になったと思います。

 普段、何げなく流し見てしまっている記事をもっと注意深く読み込むことの大切さにも気づくことができよかったと思います。




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