鳥取県ドクターヘリが、整備士がいないために運航を停止する期間があるという新聞記事を読みました。医師がいないならしょうがないと思うけど、ドクターヘリに同乗する整備士がいないだけで、なぜ運航をしないのか不思議に思ったので調べました。
ドクターヘリは、車両では行けない場所や遠くの場所でもすぐ行けて、人の命を守る救急機体です。鳥取県のドクターヘリは今現在8機あり、鳥取県と兵庫県もカバーしていて、広範囲の人を救うとても重要なものになっています。
「ドクターヘリを動かすには、運航管理(CS)・操縦士・整備士の3人がそろわないと飛ばすことができないが、特に整備士の数が足りなくて、動かしたくても運航ができないことが多い」と新聞に載っていました。
一時運航停止の間はドクターヘリが動いていない代わりにドクターカーというヘリの代わりの車の数を増やして救急に対応しているそうです。
道がじゅうたいしている場合や山の向こう側、遠い場所に行くのは時間がかかるので、1分1秒を争う医療の世界ではドクターカーよりもドクターヘリが人の命を救うのに役立つはずなのに、それができなくなっているのがもったいないと思います。そこで、どうしたら整備士の数を増やすことができるのか、ぼくなりに考えてみました。東京都と鳥取県では同じ仕事でも給料が違っていて、調べてみたら鳥取県は全国的にみても給料が低いと載っていました。給料が低いから鳥取県の整備士の数が少ないのではと考えました。人口の多い大都市なら整備士の数も多いはずなので、東京都とか大阪府で整備士をたくさん募集して鳥取県に派遣という形で来てもらうなど、整備士の数を増やす対策を考えれないかと思いました。
それに整備士がいなくてもAIに整備してもらうこともできる時代だと思います。ぼくが考えたAIの活用方法は、AIにドクターヘリの機体を丸ごとスキャンさせて、壊れているところや直さないといけない部分、部品を取り換えるところをデータで表して、現地の整備士が少なくても整備することができるのではないのかと考えました。
ドクターヘリなどの公共サービスは、人口がどんどん少なくなる地方の未来には、今回の記事の問題のようにサービスができなくなると予想されます。鳥取県だけの問題ではないので、大都市と協力して解決していってほしいと思います。
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